2025.01.23 Monthly21

PEACE DAY 21 #36 開催レポート

2025年1月21日、半蔵門にあるLIFUL TABLEにて「アースデイ × ピースデー 2025 新年交流会」を開催しました。本イベントは、2021年1月22日、核兵器禁止条約が発効され日を記念して、その前夜に企画され、地球環境と世界平和に関心を持つ関係者が一堂に会し、行動を共有し、新しいつながりを生み出すことを目的として開催されました。

当日は様々な分野、立場を超えて、ゲスト含めて104名の参加者が集い、活発な交流とインスピレーションあふれる時間を共有しました。

司会進行は、アースデイ東京・理事でプロギングジャパン代表の常田英一朗さんとアースデイユース共同代表で学生国会JANP代表の山本 乃々佳さんのフレッシュな初コンビが担当。オープニングから会場を盛り上げます。

プログラム内容

第一部:トークセッション

開会の挨拶として、一般社団法人アースデイジャパンネットワーク共同代表であり、NPO法人ピースデー理事の谷崎テトラ氏が登壇。「2025年は地球人元年」として、惑星的に思考し、自律的に行動する考え方が発表されました。

そしてここから第1部トークセッションとして、パートを3つに分けて実施いたしました。

パート1「地球人意識と平和」

まずは「地球人意識と平和」と題して、環境や平和に関する活動を行う専門家や団体代表者によるトークセッションが行われました。「核兵器をなくす日本キャンペーン」より松村さん浅野さんより、日本被団協のノーベル平和賞受賞の振り返り、核兵器をなくすための今年のアクションの紹介をいただきました。
また「世界ヒバクシャ展」安在さんより、3/30に開催予定のラブ&ピースパレードへの参加の呼びかけがあり、平和への前向きなアクションのご紹介をいただきました。
第一部最後には、希望の火国際委員会/NPOアースキャラバン代表の遠藤喨及(りょうきゅう)さんより、今年計画している平和アクションの紹介をいただき、様々な団体にて戦後80年の節目の年に行われているアクションをシェアする時間となりました。

 

パート2「地球人意識と気候危機」

パート2では、「地球人意識と気候危機」と称して、様々な方からのご講演をいただきました。まずは環境省地球環境局の金井さんより”脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動”「デコ活」のお話をいただき、環境省が支援する地球環境アクションについてお話をいただきました。

その後、パタゴニア株式会社坪井さん中西さんより”若者気候訴訟アクション”について、ワタシのミライ轟木さんより”エネルギーシフトアクション”について、と、様々な団体が行う気候変動対策アクションの情報紹介をいただきました。

パート3「地球人意識と生物多様性」

前半パート最後は、「地球人意識と生物多様性」のテーマの下、アースデイ東京理事の秋元真理子より「アースデイグローバルサミット」の紹介をいただき、世界とつながるアースデイアクションのご紹介をいただきました。その後、アースデイジャパンネットワークを代表して、ハッタケンタローさんより信州地球人大学のアクションを通じて、長野県信濃町、アファンの森を舞台にしたネイチャーポジティブ社会への取り組みが発表されました。

 

特別企画ピースライブ

特別企画として、天つ風MUSICの葦木啓夏氏によるピースライブが披露され、心に響く音楽が会場を包みました。

素敵なライブのあとは、第一部の締めとして、アースデイ&ピースデーの代表からの挨拶および活動紹介を行いました。

 


第二部:食事交流会&名刺交換会

乾杯の挨拶はTGオクトパスエナジー株式会社の悦喜亮二氏が行い、参加者同士の交流がさらに深まりました。

ケータリングはpeace deliの新納平太氏による地球に優しいフードが提供され、patagoniaのビール、ピースワイン、ピスタチオラテなどのこだわりのドリンクがリユース食器とともに振る舞われました。

当日はプログラム以外でも参加者同士のネットワーキングを促進するためのPRの時間が設けられ、多くの方が自身の活動や団体を紹介し合いました。また、企業や団体の資料も自由に手に取ることができ、地球や平和に貢献するさまざまな取り組みが共有されました。

交流会の最後では、アースデイ東京ユースでもあり、若手書道家トミナガハルトさんによる書道パフォーマンスが披露され、そのダイナミックな表現が多くの注目を集めました。

まとめ

本イベントを通じて、地球環境や世界平和に対する新たな視点やつながりが生まれました。
これからも、アースデイ&ピースデイの活動を通じて、より多くの方々と共に持続可能な未来を築いていくことを願っています。

次回のイベントにもぜひご参加ください!