毎月21日に開催している「PEACE DAY monthly21」。
社会課題解決に向けて取り組んでいるゲストをお招きし、参加者との対話を通じて、平和を信じる一人ひとりの想いと行動をつなぎ、パートナーシップで実現する仕組みをつくっていきます。
5回目となる今回は「和音」をテーマに、「T’sKY」のみなさんをゲストにお迎えし、PEACE DAY特別LIVEを開催しました。
■108
まず1曲目は、「108(ワンハンドレッドエイト)」を披露いただきました。メンバー全員で演奏する「108」は、それぞれの楽器が力強く鳴り響き、オープニングにぴったりの盛り上がる楽曲。視聴者の方も、チャット欄で拍手を送り、一緒に盛り上がりました。
■明日に架ける橋
2曲目は、サイモン&ガーファンクルの楽曲「明日に架ける橋」を尺八と箏で披露。
■津軽じょんがら節
3曲目は、青森県津軽地方に伝わる日本の民謡「津軽じょんがら節」を三味線で披露。
■華翔舞
4曲目は、和太鼓 古里祐一郎さんが作曲した「華翔舞」を和太鼓と三味線で披露。
■こきりこ節
最後の曲は、日本最古の民謡、富山県南砺市の五箇山地方に伝わる「こきりこ節」を全員で披露。
後半は、和楽器の魅力や民謡について、「平和」についてお話を伺いました。
■和楽器の魅力とは?
メンバーが共通してお話しされていたのは、「和楽器は、一音一音を大切にして演奏する」ということ。西洋楽器は、音を足してハーモニーを作っていくのに対し、和楽器は一音一音の重みや間を大切にしていると思うという。(匹田さん)
また、和太鼓の場合は、何もない平原で一音叩くと、4キロ先まで届くと言われているため、一音一音の説得力や一音一音に込める想いなどを大切にして、4キロ先まで届かせるように演奏しているという。 (古里さん)
■日本古来の”民謡”とは?
「民謡とは」という大きな問いに対し、平和をテーマに解説していただきました。民謡には、歌い手を盛り上げるお囃子がいる。そして、お囃子の中で、最も多く使われる言葉は、「弥栄(いやさか)」という言葉。とても、おめでたい意味で、民謡の8割は、明るくおめでたい歌が多く、大漁を祝う曲や豊作を願う曲には、必ず「弥栄」という言葉が出てくる。この「弥栄」という言葉は、心が豊かで、平和な時代でないと生まれてこない。民謡は、平和が前提として、生まれるものであるとお話しいただきました。(佐藤さん)
■皆さんにとっての平和とは
最後に、皆さんにとって”平和”について伺いました。
・みんなが笑顔でいること(古里さん)
・みんなと直接会って、演奏ができること(佐藤さん)
・個人が自由な思想を持てること(匹田さん)
・個がそれぞれ尊重される世界(本間さん)
など様々な意見が交わされ、最後は、平和の「和」は、和楽器の「和」という言葉で締めていただきました。
こちらで紹介した他にも、たっぷりお話を伺っています。
当日、リアルタイムでご参加いただけなかった方や、もう一度、LIVEを振り返りたいみなさま。是非、ご覧ください!
▼PEACE DAYmonthly21#5 アーカイブ
https://youtu.be/csvpZKUm-H8