2023.03.22 Monthly21

PEACE DAY monthly 21 #17 開催レポート

毎月21日に開催している「PEACE DAY monthly21」。
17回目は「THE WELL-BEING WEEK 2023」とのコラボレーション企画を開催しました。
 
前野隆司さん(慶應義塾大学大学院システム・デザインマネジメント研究科教授)、前野マドカさん(EVOL株式会社代表取締役CEO)、井上高志さん(株式会社LIFULL代表取締役社長/一般財団法人PEACE DAY代表理事)をゲストにお招きし、【心と身体と社会のこれからを考える】をテーマにお話を伺いしました。
 
■THE WELL-BEING WEEK 2023
3月20日の「国際幸福デー」に合わせて、3月19日からの1週間を「THE WELL-BEING WEEK」とし、幸せと平和について改めて考える時間を設けよう!というものです。60名を超える実幸委員の方がボランティアで集まり、みんながみんなのためを想い、考えて行動しています。イベントを開催することで身近にある「幸せ」について、参加者全員が改めて考えることができ、その大切さを広めたいという純粋な思いが集まって、この活動は行われています。
https://well-being-week.com/
 

 
■ChatGPT
イベント中盤では、最近話題の「ChatGPT」を取り上げて盛り上がりました!情報感度の高い参加者の方が多く、以前に「ChatGPT」を利用したことがある方が5,6名いらっしゃいました。
そもそも「ChatGPT」とは、OpenAIが開発したユーザーが入力した質問に対して、まるで人間のように自然な対話形式でAIが答えるチャットサービスです。今回はこの「ChatGPT」を使用し、「世界のすべての人々を幸福にするにはどうしたらいいのか」、「Well-beingな社会を創るためには、心と身体にどんなアプローチをするといいでしょうか?」など、色々な質問を投げかけ、幸福やこれからの未来について考えました。知識ではなく、創造性や突発的な発想性が、人間にしかできない価値として生きてくると前野さんは仰っていました。お互いの良さを生かしながら、共存していければいいとマドカさんはお話ししてくださいました。
皆さんも最新AI、「ChatGPT」を試してみてはいかがでしょうか?
 
■質疑応答
Q. 利他的で、人格者である状態は多様性も保たれた状態とも言えるのかしら?という疑問がわいてきていました。このあたり、どのように思われますか?
A.善なる心はあるけれど、強制しないということ。例えば、健康に置き換えて考えてみると、痩せていなきゃいけないなんてことはないけれど、医学的に太っているよりかは痩せている方が健康であるという事実はあるという考え方をするとわかりやすいです。全てにおいて、しなきゃなんてことはない。井上さんが代表を務める株式会社LIFULLのCMにこれら「幸せになる条件」が詰まっているので、ぜひご覧ください!
https://youtu.be/v3iy2Vk1pfA
 
Q. カラオケ100点の歌声よりも、80点くらいの心のこもった歌声に感動したりすることがある、そんなところに、なにかヒントがあるように思いますが、、心に響くもの、アートの部分で感じられる部分は、人の何が生み出しているのでしょうか?
A.誰が何を言おうと、自分が表現したものがアート。人はそれぞれの人が表現できる世の中なので、みんなが自由に表現できる世界になればいいとマドカさんはお答えしてくださいました。
 
■最後に・・・
「幸せ」と「幸福」は切っても切れない関係にあります。我々人類が幸せであるためには、我々自身が生きる世界が平和であることが前提条件になると思います。人として生きていく醍醐味、心と心を通じ合わせた先に感じる温かさを大切に過ごしていくことが大事なのだなと感じました。
 
次回の「PEACE DAY monthly21」は、4月21日(金)に開催予定です。
4月22日(土)の「アースデイ」に合わせて、アースデイ東京とのコラボレーション企画を予定しています。
多くの皆さまのご参加を、心よりお待ちしております!