PEACE DAYと同じく9月21日に万博公園で開催された国連平和の鐘式典に上演された、『平和成祈鐘(へいわになれやいのるはこのかね)』が、11月25日(水)京都佛立ミュージアムにて再演されます。
世界平和への願いを込め、65カ国の貨幣やメダルで鋳造した平和の鐘をニューヨークの国連本部に届けた、中川千代治さんの物語を題材にした作品です。
歌舞伎俳優の中村橋吾さんが、主演を務められます。
会場の京都佛立ミュージアムで開催中の特別展「トランクの中の日本~戦争、平和、そして佛教」は、1945年、若き米軍兵士ジョー・オダネルによって撮影された、ヒロシマ、ナガサキなど、焦土と化した日本の写真展です。
あまりの悲惨な状況に心を痛めた彼は、帰国後「生きてゆくために、すべてを忘れてしまいたかった」と、300枚のネガをトランクの中に入れ、戦争の忌まわしい記憶とともに封印しました。
しかし、43年後、世界各地で絶え間なく続く紛争やテロ、そして再び核兵器による戦争が繰り返されようとする中、「あの体験を語り伝えなければならない。」と決意し、トランクを開けたのです。
メインビジュアルに使用された「焼き場にて、長崎」など、戦争の悲惨と平和の重要さを伝えてくれる写真展です。
どちらも入場無料ですので、ぜひご参加ください。
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終戦後75年特別展
『トランクの中の日本〜戦争、平和、そして仏教〜』
グランドフィナーレ
平和の鐘特別演目
『平和成祈鐘(へいわになれやいのるはこのかね)』
令和2年11月25日(水) 13時半開場 14時開演
【入場料】無料
【場所】京都佛立ミュージアム エントランス鳴滝ステージ
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