NPO法人PEACE DAYでは、活動を応援してくださっている賛助会員の皆様からいただいた会員費の一部を、毎年平和活動に取り組む5つの団体にご寄付させていただいています。
2024年度の寄付先団体の皆様よりメッセージをいただきましたので、ご紹介いたします。
4団体目は、認定NPO法人 パレスチナ子どものキャンペーンです。
パレスチナ子どものキャンペーンの支援活動にご賛同いただき、心から御礼申し上げます。
1986年に市民運動としてレバノンでのパレスチナ難民支援を開始してから、今日までパレスチナの子どもたちや女性、難民の支援を継続しています。1992年にはガザでアトファルナろう学校の支援を開始し、その後もレバノンやパレスチナ自治区を中心に教育や保健医療、障がい者支援のほか、緊急時の支援活動などを現地のNGO団体と協力して実施しています。
パレスチナ人が難民となってから77年が過ぎました。そして、目まぐるしく変化する世界情勢の陰で、ガザの子どもや家族が未曽有の人道危機に放り込まれて600日以上が経過しました。これまでに5万6000人以上の尊い命が失われ、13万人以上が負傷しました。そのうち半数は子どもたちです。
2025年3月以降は、完全な封鎖下で食料も燃料も飲料水もなく飢えに苦しむ中、爆撃も続いていて、これまで以上に厳しい状況です。5月の下旬以降、国連やNGOの活動が実質上できなくなる一方で、米国とイスラエルが主導した「ガザ人道財団」が食料の配給を始めました。食料を求めて、数十キロの道のりを徒歩で南部の配給所まで来た人々が、多く銃弾に倒れ、あるいは手ぶらで帰らざるを得ない状況も生まれています。「食料を武器としている」と国連も非難をしていますが、6月中旬までに300人以上がこの物資配布の周辺で死亡したと報じられています。
当会でも、燃料が不足したため、給水は6月第1週で中断せざるを得なくなりました。しかし、提携団体アトファルナと協力している炊き出しのほうは、おかげさまでいまも継続できています。6月初めには「巡礼月」明けの「イード」(祭日)がありました。いまのガザでは祝祭日どころではありませんが、炊き出しでは伝統食を調理して提供し、人々に少しでも喜んでもらおうと頑張っているのです。
即時の停戦と物資の搬入再開がまずは実現することを強く願いながら、ガザの人たちが再び故郷を失うことがないよう、国際社会がガザを見捨てることがないよう、今後ともご協力をお願い申し上げます。
多くの聴覚障がい者が働いている


キッチンの責任者のハラさん。
「なんとか野菜が入手できたので、ガザの伝統食であるソンマギーヤを作りました。イードを思い出してもらいたいので。アトファルナでは、あらゆるところから食材を集めて炊き出しを続けていますが、手に入らないものがほとんどです。」(6月9日)

※ガザの最新状況と支援活動はYouTubeで毎週お知らせしています。