2021.10.12 Information

【緊急支援】アフガニスタンで命の危険に晒されている人々に退避と保護を

現在、各地の映画館で公開中の映画「ミッドナイト・トラベラー」をご存知でしょうか。
アフガニスタンの映画監督ハッサン・ファジリ氏は、制作したドキュメンタリー番組の内容に憤慨したタリバンに殺害予告をされ、生き延びるために妻と2人の娘を連れて祖国を脱出します。
本作は、安住の地を求めたヨーロッパまでの5600kmにもおよぶ過酷な逃避行の様子に3台のスマートフォンで撮影したセルフドキュメンタリーです。
日本に暮らしていると縁遠く感じる難民の方達の置かれる厳しい現状や、そのような状況下で家族の間に生まれる笑顔や子供たちの可愛らしい姿が胸を打ちます。

アフガニスタンでは、今年8月に首都カブールが武装勢力タリバンにより制圧され、経済の悪化や食料不足などによる人道的な危機への懸念が高まっており、国連は来年半ばまでに国民の97%が貧困に陥るおそれがあると発表しています。
また、各地で暴力や殺害などが発生しており、ファジリ氏のように多くの方達の命が狙われ、また実際に奪われています。


2021年8月カブール陥落の翌日、カブール空港内で退避を求める人たち

世界各地から争いをなくし、共存できる社会作りのために取り組みをしている認定NPO法人Reach Alternativeshは、アフガニスタン国内の命に危険がおよぶ確率の高い人々の国外退避および、アフガニスタン国内での保護活動に資金のためのクラウドファンディングを実施しています。
今この瞬間も命が危険に晒され、身を隠して暮らす方たちを救うためにぜひともご支援をお願いいたします。
アフガニスタンへの想いを綴った、本プロジェクト賛同者の財団理事 関根健次のブログ記事もぜひご覧ください。

緊急支援:アフガニスタンで命の危険に晒されている人々に退避と保護を

「これは、命を救う映画なんだ。」関根健次のホッピング・ライフ・ブログ