戦禍の人々のことを考えるワークショップ
〜シリアの女の子の経験から〜

開催日:
  • 09.18.Sun
  • テーマ:
  • #action

戦禍の人々のことを考えるワークショップ
〜シリアの女の子の経験から〜

■団体名:特定非営利活動法人ホープフル・タッチ
■開催日:09月18日
■時間:19時00分〜21時00分
■内容:
いまだ戦争が続くシリア。 戦地で生きる母娘の命をかけた体験や想いを知り、平和について考えます。

本ワークショップは、参加者の皆さまに、戦争を「感じ」ていただくための物語パートと、戦渦で生きていくことについて「考え」ていただく参加型対話パートの2つで構成させています。

物語パートは、シリアの7歳の女の子バナとそのお母さんの視点から、戦争が日常に流れ込む様子を写真・映像と共に紹介します。

参加型対話パート(グループワーク)では、戦禍で生きる状況を想像しながら自分ごととして考え、ほかの参加者の方々と想いや考えを共有する時間を作ります。例えば、もしあなたが暮らす地域が戦場になったら、あなたはどうするでしょうか…

ワークショップを通して、参加者の皆さまの戦争や難民問題に対する考え方が深まるとともに、自分たちが生きる日常を見つめ直すきっかけにしたいと考えております。

【シリア内戦】 シリアでは2011年に内戦が始まり、いまも戦争が続いています。戦争により亡くなった方は50万人以上とも言われ現在も約560 万人が国外で、約620万人が国内で避難生活を送っています。避難生活を送る人々の約半数が、18歳未満の子ども達です。 (参考)Situation Syria Regional Refugee Response (unhcr.org)

【『バナの戦争』】 シリアのアレッポから激しい内戦の状況をTwitterで世界に発信していた当時7歳の少女、バナ・アベドの手記。少女の目線で表された戦争の実際と想いが彼女自身の言葉で綴られています。バナへ向けた母親からの手紙も掲載され、母親として揺れ動く娘への想いが表現されています。

【有志企画メンバーからのメッセージ】

『バナの戦争』は、私にとって初めて「戦争」がいま私が生きる現実世界に起きていることだと実感できた作品のひとつでした。 皆さまに、4歳で戦争を経験し平和を訴えたバナと出会い、戦争をただ恐ろしいものと捉えるのではなく、大切な家族を想い支え合いながら生きる人々がそこにいるということを感じていただければ幸いです!(加藤美和)

バナという少女の、純粋に平和を求める「声」にもっと耳を傾けてほしいと私は思います。戦争や深刻な人道危機が起きている世の中ですが、この地球の全ての人々の心の中に存在するはずの「平和の砦」の大切さに、きっと気づかせてくれると希望と期待を持って企画をしました。 どうぞバナたちに想いを馳せてください。(金澤伶)

私たちが安全に生活しているこの瞬間にも、命の危機に晒されている人々がいる。ある日突然、平和だった生活が奪われてしまったバナという1人の少女の状況、そして彼女の願いに触れていただければと思います。 本イベントが、「平和の大切さ」に気づくだけでなく、「平和」についてお話しするきっかけの一つになれば幸いです。(西森美智)

■イベントHP・視聴URL 等:ZoomURL
■定員:40名
■申込:以下のフォームからお申し込みをお願いいたします。 https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdicQ4xF6lt7e6zebQCQtxQ5U958PS4LOds5sF906CCi1YFSg/viewform
■参加料金:無料
■該当するテーマ:A=Action(行動)