2022.09.02 Monthly21

「PEACE DAY monthly 21 #11」開催レポート

毎月21日に開催している「PEACE DAY monthly21」。
11回目は「9月21日ピースデー1ヶ月前スペシャル企画」をテーマにトークセッションを開催しました。

PEACE DAY財団のメンバーが集合し、財団メンバーの普段の活動の紹介や、平和な世界の実現に向けてのトークを展開。今年のPEACE DAY2022 の企画についてもご紹介しました!

PEACE DAYとは
たった一日でいいから「人と人が争わない日」をつくろう。それが9月21日の「国際平和の日=ピースデー」。そんな想いを広めるために、「Believe in Peace with Love」をコンセプトに、世代、立場、すべてのジャンルを超えて楽しめる野外フェスとして2018年からスタートしたのが野外フェス「PEACE DAY」です。

今回は、井上 高志さん(株式会社LIFULL代表取締役社長/一般財団法人PEACE DAY代表理事)を中心に、PEACE DAY財団メンバー一人ずつからPEACE DAYに込める想いや、普段の活動についてご紹介いただきました。

菅原 聡さん(一般社団法人Green innovation代表理事)
菅原さんは、未来を自らより良く変えようとするイノベーターを育成するプロジェクト、Green Innovator Academyを行っています。現在の活動の根底には、自身が世界一周をしたときに、アフリカコンゴの難民キャンプで希少鉱石をめぐった紛争を目の当たりにし、人と人とが殺しあう構造自体を変えなくてはいけないと感じた経験があるそうです。現在は、クワトロ・ヘリックス・シナリオというセクターを横断し課題を解決する構造を元に、NPO法人・ビジネス・政府・アカデミーを絡めながら、活動しているとのことです。



関根 健次さん(ユナイテッドピープル株式会社 代表取締役)
現在は世界中が「平和」を享受するために、様々な視点を映画で届けています。戦争や紛争に関わる内容だけではなく、エネルギーやプラスチックゴミ、食品ロスなど世界中の課題を伝えているそうです。ピースデーに合わせて、国際平和映像祭(UFPFF)を毎年開催し、ピースデーを広める活動も行っています。

谷崎 テトラ(構成作家/京都芸術大学 客員教授)
谷崎さんは、新しい価値観(パラダイムシフト)や持続可能な社会の転換(ワールドシフト)をメディアと社会事業で伝える活動をしています。地球を感じ、旅するメディアの作り人として、環境番組の製作・次世代教育・社会事業・エコビレッジ作りを行っています。その他にも芸術祭や音楽プロデュースも行なっており、多岐に渡って活動されています。



成瀬 久美(Peace Alchemist/事業家/アナウンサー)
成瀬さんは、地球上におけるどこの立場の人でも「平和が空気」のような存在と感じてほしいという想いから、2〜3年前からPeace Alchemistと名乗るようになりました。自身が運営する「TaiYou Symphony」の活動や、最近行っている千葉での活動をご紹介いただき、義務感ではなく友達を助けるような感覚で色々な国のことを身近に感じてもらえるような環境作りを行っています。

山岡 仁美(株式会社グロウスカンパニー+代表取締役/人財育成コンサルタント/組織変革ファシリテーター)
山岡さんは、人材育成や組織変革を本業とし、「全ての命がその命らしくのびのびと生きている状態」を大事に活動されています。SDGsも取り上げていて、自身の会社としては企業や官公庁の伴走者として様々な課題を解決しています。これからも周りの方々と一緒に、楽しみながら、ポジティブに、世界平和実現に向けて取り組みたいとのことです。



加治 慶光(シナモンAI取締役会長兼チーフ・サステナブル・デベロプメント・オフィサー/鎌倉市スーパーシティアーキテクト/日立Lumada Innovation Hub シニア・プリンシパル)
加治さんは、普段、資本主義をどうしていくか、人権に関すること、世界平和など多岐に渡る場で活動されています。平和と人々が送っている日々の生活の距離を縮め、結果的に平和を願う総量が増えることが、この活動で重要であると仰っていました。世界平和経済人会議ひろしまが9月8日にオンラインで開催されるので、ぜひご覧いただければとご紹介いただきました。

一人ずつコメントを頂いた後は、財団メンバーでトークセッションを行いました。その一部をご紹介したいと思います。



井上さん:どうしたら平和な社会を作れると思いますか?

菅原さん:世界中で9月21日を正式的な祝日にしたい。そのためにはどうしたら良いと思いますか?

関根さん:「山の日」のように新しい祝日は作ることができる。この日が国民にとって価値のある日であるということを国民が選んだ国会議員が感じて、納得すれば作れると思う。祝日になることで、まずカレンダーに記載され、民間企業も絡むことで様々なアイディアが生まれる。色々なセクターが絡み、ピースデーに参加することで、バレンタインのように有名になるのではないか。また、もしピースデーが日本で祝日になれば世界初の試みとなる。平和を希求する国家として日本から世界へ働きかけ、いずれ世界中全ての国が9月21日は争いのない日になっていることを夢見ている。

加治さん:国会議員等がピースデーを祝日にするという法案を通常国会にかけ、G7のレガシーにするという提案を発議するのはどうか。それらが議論されることだけでも、多くの注目を集めることができる。市民と政治家、官僚が一体化してどうこの課題に取り組んでいくべきか考える必要がある。

谷崎さん:ダライ・ラマが提唱したピースゾーンという考えがある。それは、ピースゾーンにいる時だけは争いをなくし、その平和な場所が増えれば世界中が平和になるのではないか?という考え方で、ピースデーの考え方によく似ている。夫婦間や家族、友達が仲直りする。そんな小さな平和を願う日がピースデーとして広がっていけば、結果として大きなムーブメントになるのではないかと思う。

成瀬さん:日本人の多くの人が平和を当たり前に感じすぎているのではないか?と感じる。祝日が増えることに対して喜ぶ国民は多いと思うけれど、平和の日ができたということに対しての想いは薄いのではないか。これらを解決するためには「平和学」を浸透させ、教育の観点から平和について身近に感じてもらえるといいと思う。

山岡さん:身近なところで「ごめんなさい」が言える、喧嘩ではなく話し合うことを探せるような習慣付けが大事なのではないか。今すぐできる小さなアクションがうまれていくような仕掛けがあるといい。

短時間とは思えないほど、色々なアイディアや意見、想いを交換する時間となりました。皆さんの意見を聞くとやはり、平和な社会の実現のためには、自分の身近にできることから動き出すこと。そして、平和に対して意識を向けることの連鎖で、世界の平和は近づいていくのだということを感じました。

最後にPEACE DAY2022の企画について紹介させていただきます。
今年も、9/15(木)〜9/21(水)の1週間をPEACE DAY WEEKとし、オンライン・オフラインのハイブリッドで開催いたします。詳細はPEACE DAY2022の公式Webサイトに記載されていますので、ぜひご覧ください。https://peaceday.jp/2022/

9/15(木)19:00〜20:00 「PEACE DAY2022 キックオフミーティング」
昨年より、3月20日の幸福デー・4月22日のアースデイと連携し、数々のコラボ企画を実施してきました。今年秋にスタートする企画の発表や、3団体それぞれが思い描く未来についてトークします。
https://peaceday.jp/2022/event/0915_5/

9/17(土)11:00〜20:00 「PEACE DAY2022@ソレイユの丘」
三浦半島の自然が感じられる「長井海の手公園ソレイユの丘」では、親子で楽しく「平和」を考えるコンテンツが集合します。子ども達に人気のアーティストによるライブや、フィンランド大使館と連携してフィンランドの文化であるサウナを体験できるエリアを展開します。そして、日没後は、関根さんが代表を務めるユナイテッドピープル協力のもと、映画作品の上映会を実施します。
https://peaceday.jp/2022/event/0918_10/

9/18(日)14:00〜17:00 「For true PEACE~みんなで創る平和な未来」
過酷な地上戦の地となった沖縄の本土復帰50年、核兵器の脅威が現実味を帯びている昨今での被爆国としての日本の使命を踏まえ、Z世代が仕掛けるカオスなコミュニティカフェ「um」にて、ウイーン、ニューヨークでの核兵器禁止条約の議会にも参画したZ世代「KnowNukesTokyo」メンバーも招き、平和に思いを馳せ、私たちにできるPEACEへのアクションの創出をします。
https://peaceday.jp/2022/event/0918_10/

9/19(日)19:00〜21:00 「本から始めるピースデー~PEACE POET ・ピースな詩のオンライン オープンマイク」
ピースな本と詩を紹介するオンラインイベントです。世界の平和や反戦を願う詩を詠む、ピースオープンマイクを開催。PEACE DAY WEEKに平和の思いをポエトリーリーディングします。
https://peaceday.jp/2022/event/0919_4/

9/21(水)15:00〜20:00 「PEACE DAY2022@代々木公園」
ピースデー当日は、「代々木公園」にて、世界平和実現に向けてコミットする著名なゲストが集結し、トークやLIVEパフォーマンスなどを通じて平和へのメッセージを届けます。「食」や「消費」からも、世界平和を目指し、「平和」をテーマにしたブースやキッチンカーが出店。また、世界の平和への願いを込めて、夜はキャンドルナイトを開催し、代々木公園に集う全ての人と一緒に平和を祈ります。
https://peaceday.jp/2022/ (詳細は、近日公開)

PEACE DAY財団は9月21日がピースデーであるということを知ってもらい、一見ハードルが高く感じてしまう世界平和を自分のできることから一歩踏み出そうと思ってくれる人を増やすことを目指して活動しています。あなたの勇気ある一歩が誰かの平和に繋がります。

9月21日「国際平和の日=ピースデー」
一人一人が平和を願い、行動し、世界中に平和のムーブメントを起こしましょう!

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