映画『トゥルーノース』上映トークイベント【9月20日東京】
  • PEACE DAY 映画祭

世界で最も過酷な場所で、希望を捨てずに生き抜こうとする者たち。
北朝鮮の政治犯強制収容所に生きる家族を描いた、衝撃のアニメ作品。
世界の映画祭で絶賛された真実の物語。

映画『トゥルーノース』の上映会をピースデーウィーク(9月16日~9月21日)に開催するPEACE DAY映画祭の特別イベントとして、9月20日に東京で開催します。ピースデー(9月21日)は、非暴力と休戦を呼びかける国連が定めた記念日です。この日に合わせて世界中で平和関連のイベントが開催されます。

ユナイテッドピープルは、映画『トゥルーノース』の上映を通じて、北朝鮮のことを知り、人間の尊厳について考える機会を創りたく本作の上映を決定しました。上映後には、本作を制作した清水ハン栄治監督が登壇し、ユナイテッドピープル代表の関根健次と映画という表現方法を使ったアクティビズムについて、平和実現の可能性について対話します。多くの皆様のご参加を心よりお待ちしています。

イベント概要

■開催日時
2024年9月20日(金)19:00-21:15 (18:45開場)

■会場
SCC千駄ヶ谷コミュニティセンター サークルホール
東京都渋谷区神宮前1-1-10 B1

■料金
一般2,000円、学生1,000円 

■プログラム
19:00-19:03 ご挨拶 関根健次(ユナイテッドピープル代表)
19:03-20:37 映画上映(94分)
20:37-21:15 対話:清水ハン栄治監督x関根健次

■主催
ユナイテッドピープル株式会社

■問い合わせ
お問い合わせフォーム http://unitedpeople.jp/contact
※イベントの3日前 9月17日までキャンセルを受け付けます。それ以後は受け付けられません。予めご了承ください。

映画概要

脱北した元政治犯、元看守たちの証言を元に紡いだ「この世の地獄」を生きる人間たちの真実の物語

世界中の映画祭で話題となった本作品では、強制収容所内の恐るべき実態を描きつつ、家族愛、仲間との絆・ユーモア、死にゆく者への慈しみの心情などが表現され、ラストにはひとつの希望を見い出せる内容となっている。衝撃的な内容を実写でなく、あえて優しいタッチの寓話的なアニメーションにすることで、より多くの観客が自身を投影しやすい表現が可能となった。

絶望と希望の狭間で少年は何を見るのか? 北朝鮮で政治犯となった日系家族の物語を描いた、衝撃と感動の3Dアニメーション。 1960年代、日本から北朝鮮への帰還事業に参加したパク一家。平壌で幸せに暮らしていた一家は、突如として父親が政治犯として逮捕され、悪名高い政治犯強制収容所に送られる。過酷な生存競争の中、主人公ヨハンは純粋な心を失い、他人を欺く術を学ぶ。一方、母と妹は人間性を失わずに生き抜こうとする。そんなある日、愛する家族を失うことがきっかけとなり、ヨハンは絶望の淵で「生きる」意味を考え始める。 視聴者を歴史の目撃者としてしまうこの衝撃作は、世界中の映画祭で高く評価され、日本の国会やアメリカの国務省などでも特別上映されている。

絶望の淵で、人は「生きる意味」を見つけられるのか? 1960年代の帰還事業で日本から北朝鮮に移民した家族の物語。平壌で幸せに暮らすパク一家は、父の失踪後、家族全員 が突如悪名高き政治犯強制収容所に送還されてしまう。過酷な生存競争の中、主人公ヨハンは次第に純粋で優しい心を失い他者を欺く一方、母と妹は人間性を失わず倫理的に生きようとする。そんなある日、愛する家族を失うことがキッカケとなり、ヨハンは絶望の淵で「人は何故生きるのか」その意味を探究し始める。やがてヨハンの戦いは他の収監者を巻き込み、収容所内で小さな革命の狼煙が上がる。

時間:94分 製作年:2020年 監督:清水ハン栄治

▼本作はでとなたでも上映会の開催が可能です。
cinemohttps://www.cinemo.info/131j

登壇者プロフィール

清水ハン栄治
清水ハン栄治監督にとって、北朝鮮の政治犯収容所の恐怖は他人事ではない。在日コリアン4世として生まれた彼は、60~70年代に北朝鮮に移住した多くの同胞家族の悲劇的な運命を学びながら育った。そして彼の家族の友人の何人かは、相次ぐ政治的粛清により行方不明となった。『トゥルーノース』以前には、世界中でカルト的ヒットとなったドキュメンタリー映画『happy -しあわせを探すあなたへ』(2011年/アメリカ)を制作し、ダライ・ラマ、マザー・テレサ、マハトマ・ガンジーといった伝説的な人権擁護者の生涯を描いたグラフィック・ノベルのシリーズを世界30ヵ国以上で出版している(ペンギン・ブックス)。2017年にはTEDのレジデントにも選ばれ、クリエイティブ・アクティビストとして活動している。

関根 健次
ユナイテッドピープル株式会社 代表取締役、一般社団法人 国際平和映像祭 代表理事。ベロイト大学経済学部卒。大学の卒業旅行の途中、偶然訪れた紛争地で世界の現実を知り、後に平和実現が人生のミッションとなる。2002年、世界の課題解決を事業目的とするユナイテッドピープル株式会社を創業。2009年から映画事業を開始。2014年より誰でも社会課題・SDGsテーマの映画上映会を開催できる「cinemo(シネモ)」を運営開始。映画『もったいないキッチン』プロデューサー。2021年9月21日、ピースデーにワイン事業「ユナイテッドピープルワイン」を開業。
https://sekinekenji.info/

主催者について

ユナイテッドピープルは「人と人をつないで世界の課題解決をする」をミッションに、映画買い付け・配給・宣伝・制作を行なっています。映画の上映会(自主上映会)ポータルサイトcinemoを運営。平和コンセプトのワイン販売を「ユナイテッドピープルワイン」にて行っています。

https://unitedpeople.jp/