2019.09.16
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【映画『0円キッチン』】夜は芝生の上で、環境問題について考えてみませんか?

夜には野外シアターで、映画『0円キッチン』を上映します。

音楽を聴いて、踊って、美味しいものを食べて飲んで、世界や平和のことを考える1日。

そんなPEACE DAY19の最後には、野外シアターで芝生の上に座って、映画を観ませんか?

当日夜19:15から、映画『0円キッチン』を上映することが決まりました。

 

昼間の暑さが和らいで、夜風を感じながら芝生の上で観る映画は、きっとこの夏を締めくくる特別な思い出になりますよ。

今回上映する『0円キッチン』は、食料問題に関する、フードロスをなくすためのエンタメ・ロードムービーです。

映画あらすじ

使った廃油 684.5リットル。走行距離 5079KM。救出した食材690KG。

『0円キッチン』はジャーナリストで“食料救出人”のダーヴィドが食料廃棄をなくすため、廃油で走るキッチン・カーでヨーロッパ5ヶ国を巡り、廃棄食材クッキングの旅に出るエンターテイメント・ロードムービーだ。消費社会に生きる私たちは、まだ食べられるのに大量の食料を毎日捨ててしまっている。世界食糧計画によると、世界で生産される3分の1の食料は廃棄されており、その重さはヨーロッパ全体で8900万トン、世界全体では毎年13億トンにもなる。各地で食に関するユニークな取り組みを行う人々と出会いながら廃棄食材料理を振舞い意識変革にチャレンジするダーヴィドの『0円キッチン』の旅から食の現在と未来が見えてくる。

ダーヴィドは「どうやったら捨てられてしまう食材を救い出し、おいしい料理に変えることができるのだろう?」と問いかけ、廃棄される予定だった食材を救出し、廃棄食材料理を作って出会った人々に届けていく。旅に使うのは植物油で走れるように改造した自らの車で、ゴミ箱で作ったキッチンを取り付けオーストリア、ドイツ、オランダ、ベルギー、そしてフランスへと旅していく。使った廃油は684.5リットル、走行距離は5079km、救出した食材は690kg。彼は食材を救い出しつつ、それぞれの国で食の問題に取り組む活動家たちと出会いアイデアを学んでいく。

オーストリアでは一般家庭を訪問し、冷蔵庫の中を抜き打ちチェック。ドイツでは農家を訪問し、規格外野菜が売れない実態を知る。ベルギーでは欧州議会の食堂でゲリラ的に廃棄食材料理を作り議員たちに食料廃棄問題を訴える。オランダでは未来の食として注目される昆虫で料理を作り小学生たちに食べてもらう。フランスでは1日料理人として漁船に乗り込み、捨てられてしまう魚で料理を作る。ダーヴィドは一流シェフや科学者、そして食材救出仲間たちと共に消費社会における食の無駄をなくすためのチャレンジをしていく。

これから世界人口は100億人に達すると見られている今、食料廃棄の問題は人類全体の問題だ。『0円キッチン』でダーヴィドは、廃棄食材で創造的でおいしい料理を作り人々に届けながら私たちに食の未来のあるべき姿を考えさせる。ダーヴィドのユニークで愉快な廃棄食材クッキングの旅が始まる。

監督:ダーヴィド・グロス、ゲオルク・ミッシュ
脚本:ダーヴィド・グロス
撮影監督:ダニエル・サメール 編集:マレク・クラロフスキー
音楽:ジム・ハワード
制作:ミスチフ・フィルムズ 制作協力:SWR/ARTE、ORF
プロデューサー:ラルフ・ヴィザー 原題:WASTECOOKING
配給:ユナイテッドピープル
2015年/オーストリア/81分

 

本作品監督のダーヴィド・グロス氏は当日トークライブにも出演!

監督のダーヴィド・グロス氏は、11:00からのトークライブ「日本の未来のために考える”食”」にも出演します!
そちらもぜひチェックしてみてくださいね。

トークライブタイムテーブルはこちら↓
https://peaceday.jp/2019/release/625


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会場 幕張海浜公園Gブロック

時間 開演10時/終演20時半

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