2021年9月20日 ・ REPORT

<速レポ>映画「マイクロプラスチックストーリー~ぼくらが作る2050年」から平和な未来を考える

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ニューヨークの子どもたちがプラスチック汚染問題を学び、社会を動かすまでを追ったドキュメンタリー映画「マイクロプラスチックストーリー~ぼくらが作る2050年」。今回の配信のゲストは、ニューヨーク在住の同作監督・佐竹敦子さん、同作日本語吹き替えを担当し、同作特任アンバサダーの中学生小島わかなさん、環境大臣賞受賞された環境活動家・豊田直之さんの3人。モデレーターは株式会社グロウスカンパニー+の山岡仁美さんです。

 

ニューヨークの公立学校で、子どもたちへの環境教育プログラムや、子どもたちと一緒に政策提言を続けてきた佐竹さん。その活動がなぜ大切なのか、自分ごととして語り伝える「ストーリーテリング」も重視しており、同作もここのストーリーテリングのひとつとして制作されました。

 

 

同作の日本語吹き替え役を選ぶオーディションに参加し、実際に声優として役を勝ち取ったのが小島さんです。オーディション参加者はアンバサダーとして、環境活動に取り組むコミュニティの役割も果たしています。

 

小島さんも今年の夏、環境問題や平和などをテーマに学び、政策提言にも参加しました。悪循環や問題が大きくなる構造を断つために、その根本を変えていくような活動をしたいと語ります。

 

 

同じく、子どもたちに環境問題について伝え、子どもたち一緒に行動を続ける豊田さんは、SDGsを「SDGs=少しずつ・できることを・頑張ろう・ぜ!」と言い換えて伝えているそうです。

 

 

こんなふうに考えると、未来のために出来ることを身近なところから始めてみようという気になりますね。

 

トークセッションの最後、小島さんは「映画に出てくる子供たちのように行動をしていきたい、広めていきたい」と締めくくりました。中学生の力強い言葉と原動力にハッとします。

 

世界的に海洋プラスチック汚染が問題となる中で、「マイクロプラスチックストーリー~ぼくらが作る2050年」は、他人事ではない問題であることを気づかされる作品です。日本語字幕版に加え、日本語吹替版も公開予定だそうです。

 

今回の配信の詳細は、ぜひ、アーカイブをご覧ください。