2021年9月20日 ・ REPORT

<速レポ>日本初のゼロウェイストスーパーが描く未来とは?

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PEACE DAY WEEK5日目の主催プログラム後半は「日本初!ゼロウェイストスーパーが実現するCircularな社会」をお届けしました。

 

株式会社斗々屋 広報担当でサステナビリティ コンサルタントのノイハウス萌菜さん、Circular Initiatives & Partnersの安居昭博さんのお二人をトークゲストとしてお迎えし、Circularな社会が育む平和についてお話していただきました。モデレーターはエシカル・コーディネーターのエバンズ亜莉沙さんです。

 

 

安居昭博さんは、オランダと日本に活動拠点を置き、サーキュラー・エコノミーの研究と情報発信を行っています。安居さんによるとCircularの特徴は、リサイクル・アップサイクルとは異なり、初めから廃棄の出ない仕組みづくり=循環が計画されていること。

 

 

ノイハウス萌菜さんが広報を務める日本初のゼロウェイストスーパー「斗々屋」のショップコンセプトは「地球一個分の暮らし」の実現。商品はパッケージ販売ではなく、量り売りで、レンタルを除いて、容器や袋は提供していません。仕入れも含めて、梱包削減に取り組んでいます。

 

 

加えて、売れ残りそうな商品は、店内のキッチンで調理しお惣菜にすることでフードロス問題にも取り組みます。事業のあらゆる側面でゼロウェイストを目指す姿はまさしくCircularですね。

 

安居さんによると、フランスでは300店舗、ドイツでは50店舗以上のゼロウェイストスーパーがあり市民に親しまれているそうです。地域の特産物を販売しているショップも多いとか。

 

「平和を実現するためには、環境面の解決だけでなく経済や幸福度など考えないといけません」と安居さんは言います。萌菜さんも斗々屋を「未来のビジネスモデルとして広めていきたい」と情熱を語ってくれました。

 

斗々屋の詳細や、トークセッションの模様は配信アーカイブからご覧いただけます。