「行動変容の可視化」というピースデーの役割── #PEACEDAY2021 を終えて
平和について考える特別な一日、ピースデー 。みなさんはどんなふうに過ごされたでしょうか。PEACE DAY 2021 SPECIAL EVENTも、5時間にも及ぶ長丁場を無事に終えました。
環境破壊、人権、紛争、暴力、分断…。私たちの目の前に広がるさまざまな課題。いざ向き合ってみると、その大きさに絶望しそうになります。
そういった社会課題は、私たちの小さな行動の結果でもあります。ゴミや格差を増やしてしまう消費行動、自分との”違い”から生まれる無関心や拒絶。一つひとつは無意識や悪気のない行動でも、それが積み重なれば絶望的な大きさと影響力を持ってしまう。
しかし、同時にそんな状況を変えるべく、さまざまなアイデアが生まれ活動が広がっています。
ピースデーの輪も年々広がり、ピースデーに根ざしたイベントが数多く生まれました。今年は9/21だけでは収まりきらなくなり、PEACE DAY 2021は「PEACE DAY WEEK」として一週間のプログラムへと拡大したのです。
イベントの数が増えたということは、それだけ平和について具体的にアクションする主催者が増えたということ。ボランティアスタッフに手を挙げれくれる人も増え、PEACE DAY WEEKを盛り上げてくれました。
一人ひとりの行動は、平和を阻むこともできるし、平和をつくることもできる。ひとつの力は小さくても、集まれば影響力は強くなります。集団になれば、企業や政府を動かす力すら持ちます。良くも、悪くも。
平和な世界を志向する主体性を持った人々が増えていくこと。つまり行動変容の可視化は、ピースデーが果たせる重要な役割のひとつ。PEACE DAY 2021で語られた言葉が誰かに届き、その人の行動を変えることができたなら、これほど嬉しいことはありません。
ピースデーを応援し、参加し、広めてくれたみなさん、ありがとうございました。みなさんは一人ではありません。ここで出会った組織や個人は仲間です。
まずは自分の心や身近な人との平和を大切に。それができたら仲間とともに。いまはわかりあえないと思ってしまうような分断の向こう側にいる人とも遠くない未来のいつの日か。一緒に平和な世界を目指しましょう。本当に、本当にありがとうございました。
#PEACEDAY2021
#9月21日はピースデー
※PEACE DAY 2021 SPECIAL EVENTのレポートも随時アップしていきます。引き続きウェブサイトをチェックしてください!